涼しい音で厄除け 大津・西教寺で風鈴参道

菱山出
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 【滋賀】明智光秀の墓所で知られる大津市坂本5丁目の西教寺に厄よけの風鈴参道が設けられ、30日、武田圓寵(えんちょう)貫首による疫病退散法要が営まれた。7月1日から拝観者が通り抜けできる。

 新型コロナウイルス退散の願いを込め、寺が初めて設置した。国指定の重要文化財の本堂前に高さ2・5メートル、幅2・3メートル、長さ15メートルの木製の風鈴棚が設けられ、8色のガラス製風鈴700個がつり下げられた。

 30日はびわ湖大津観光大使の女性2人も参列し、風鈴参道を通り抜けた。

 武田貫首は「寺院には昔から風鐸(ふうたく)がつるされている。風は疫病を運ぶと考えられ、音を立てることで邪気を払い、江戸時代に魔よけ、暑気払いとしての風鈴になった。コロナで日本中が不安な中、風鈴参道を通り抜けて少しでも晴れた気持ちになっていただきたい」とあいさつした。

 通り抜けは9月20日まで。拝観料は大人500円、中学生300円、小学生200円。風鈴の絵付け体験(1個1100円)もある。願い事を書いて風鈴棚に奉納するか、家に持ち帰ることもできる。(菱山出)