夏休み明け命断った中3、第三者委「教諭の指導引き金」

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奥村智司
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 2018年9月に鹿児島市立中学校3年の男子生徒が自殺した問題で、市教委が設置した第三者委員会が30日、調査報告書を提出した。夏休み明けのストレスや進路に関する不安などの要因が重なった上で、「担任教諭の個別指導が自死の引き金になったと推察した」と結論付けた。

 市教委への報告書の提出後、第三者委が概要を明らかにした。概要によると、男子生徒は同年9月3日、2学期の始業式後、宿題の一部を提出しなかったとして担任から約10分の個別指導を受け、冒頭に「普通の生徒であれば萎縮するほどの大声での叱責(しっせき)があった」としている。生徒は帰宅後、自宅で自殺した。

 報告書は、大声で恐怖感情を与えるなど「生徒を責める指導を改める」などの再発防止策を提言した。

 自殺後、学校側が教員や生徒に聞き取り調査を実施。大声での指導の有無をめぐって証言に食い違いが見られ、遺族側が第三者による詳細な調査を求めていた。(奥村智司)

 あの日に何があったのか――…

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