放射線量上昇の中国原発が運転停止 破損した燃料棒交換

北京=高田正幸
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 中国広東省の台山原子力発電所1号機で燃料棒の一部が破損し、原子炉内の冷却水放射線量が上昇していた問題で、原発の運営会社は7月30日、保守業務のために運転を停止したと発表した。破損した燃料棒を交換し、破損原因を調べることが目的だとしている。

 台山原発1号機をめぐっては、中国の生態環境省が6月、燃料棒計約6万本のうち約5本を覆う管が破損し、1次冷却水放射線量が上昇していると明らかにしていた。当時は破損は想定内だとして運転を続ける考えを示していたが、方針を転換した模様だ。

 米メディアなどが指摘していた施設外への放射線漏れの可能性について、同省は否定している。(北京=高田正幸)