「日本とIOCはベストを尽くしている」WHO事務局長

新型コロナウイルス

ローマ=大室一也
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 東京五輪開催中の日本で新型コロナウイルスの感染者が急増していることについて、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日に開いたオンラインの定例会見で、感染リスクがゼロになることはないとの持論を繰り返した上で、「日本と国際オリンピック委員会(IOC)は最小限に抑えるためベストを尽くしている」と述べた。

 テドロス氏は先週、東京であったIOC総会や五輪の開会式に出席するため訪日した。ジュネーブから行ったこの日の会見では、日本では自身もPCR検査などのチェックを何度も受けたとして、日本とIOCの対策を評価。開会式で聖火ランナーがマスクを着用して走った姿は「我々がとても困難な状況にいることを示していた」とする一方、「同時に(コロナに対して)反撃する決意を表していた」と振り返った。

 訪日中にあったIOC総会のスピーチでは、成功の目標は、感染リスクをゼロにすることではなく、感染者を特定、隔離し、感染を拡大させないことだとし、五輪は「今、世界が最も必要なもの、希望の祝典だ」などと開催を前提とした発言をしていた。(ローマ=大室一也)

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