甲子園出場を兄が祝福 少しぎこちない弟「お、おう」

友永翔大
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 夏の甲子園大会に出場する日本文理(新潟)の登録選手18人が決まった。登録できる選手は地方大会より2人少ない18人。遊撃手のレギュラー選手を示すことが多い背番号6は、兄も同じ日本文理の選手だった米山温人(はると)選手(3年)がつける。兄が立てなかった舞台での活躍をめざしている。

 新潟大会の背番号16から変更になり、米山選手は「うれしいけど、背番号に関係なく、自分の役割を果たすことは変わらない」と話した。冬から春の間、打撃を磨き、練習後に多い日で1日600球を打ち込んだ。起用されることが多い9番打者として、上位打線へのつなぎ役を担う。

 兄は3年前の日本文理の三塁手。背番号変更を伝えると、「良かったな。頑張れ」と声をかけられた。普段はあまり話さないという兄に、「お、おう」とだけ返したという。

 2年前、スタンドで応援した甲子園の雰囲気に圧倒された。「頭が真っ白になるような不思議な感覚だった」。同じ舞台で野球ができることを「楽しみで仕方ない」と話している。

 登録選手の発表を受け、渡辺暁仁主将(3年)は「メンバーから外れた2人の分だけでなく、新潟の代表として、甲子園の優勝を目指す」と語った。

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 8月9日開幕の第103回全国高校野球選手権大会日本文理が出場します。これまでの県勢の戦績を越える活躍が期待される選手らの話題を、随時掲載します。(友永翔大)