寺田明日香が準決勝へ 女子ハードル界牽引、敗れた2人の思い背負い

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辻隆徳
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 東京オリンピック(五輪)第9日の31日、陸上の女子100メートル障害予選に日本勢3人が登場し、日本記録保持者の寺田明日香(31)が12秒95で5組5着となってタイムで拾われ、日本勢で唯一、準決勝に進んだ。近年の女子ハードル界の盛り上がりを支えてきた2人の思いを背負い、ファイナリストをめざす。

 日本勢3人の中で最後となる5組目に登場した寺田はレース後、「五輪はオールドルーキーなので。文子さんに(五輪のことを)聞き、青木にお散歩に付き合ってもらって(臨んだ)」と2人の名前を出した。同じく今大会に出場し、予選敗退となった木村文子(33)と青木益未(27)へ感謝の言葉を口にした。

 この日、3人の中で最初に挑んだのは、2012年ロンドン五輪以来2回目の五輪出場となった木村だった。1組目。いいスタートを切ったが、中盤から後半にかけて次々に抜かれ、13秒25(追い風1・0メートル)でこの組7着となり、予選を突破できなかった。

 木村は17年の世界選手権で日本選手初の準決勝進出を果たすなど日本の女子ハードル界を長年、引っ張ってきた。今年は春先に足を痛めた影響でなかなか本調子とはいかなかったものの、五輪の出場権をぎりぎりでつかんだ。

 レース後、木村が「一番うれ…

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