「子どもが生まれた年は良いことある」 アーチェリー銅の古川高晴

アーチェリー

前田大輔
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 東京オリンピック(五輪)第9日の31日、アーチェリー男子個人で古川高晴が3位決定戦で台湾の選手に勝ち、銅メダルを獲得した。

 テンポ良く矢を放つ。古川高晴が理想とするアーチェリーだ。「テレビやネットで見ている日本の選手や、監督、コーチに『しょうもない打ち方をしている』と怒られないように、ちゃんと打とうと思った」

 台湾選手との3位決定戦でも、点数や結果を意識せずに、矢を持ちすぎないことに集中した。第5セットの3射目で10点を射抜き、団体に次ぐ今大会2個目の銅メダルを獲得。2012年ロンドン大会の個人での銀メダルを含め、アーチェリーでは日本歴代最多の3個目のメダルを手にした。「歴史に名前が残せた。しかも東京での大会で二つ取れてうれしい」

 青森市出身で、弓道をやりたいと思って青森東高に進学したらアーチェリー部しかなく、だいたい同じだろうと思って入部して競技を始めた。今年2月には長男が生まれ、閉会式の翌日には37歳になる。「子どもが生まれた年はいいことがあると言われていて、実際にそうなった。早く家に帰りたい」と笑った。(前田大輔)