東北電力、CO2半減の目標年示す 再稼働が必要と強調

徳島慎也
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 東北電力は30日、2030年度の二酸化炭素(CO2)の排出量を、2013年度から半減させるとの目標を発表した。原発の最大限の活用や、火力の脱炭素化などを盛り込んだ。

 政府は温室効果ガスの排出を30年度に13年度比で46%削減し、50年に「実質ゼロ」を掲げている。これを受けて同社は、13年度に4563万トンだった排出量を30年度に半減させる。実現に向けては「再エネと原子力の最大限活用」を柱の一つに据えた。

 記者会見した樋口康二郎社長は、女川原発宮城県女川町石巻市)2号機の再稼働が「(目標達成に)必要だと思っている」と強調した。同社は22年度に女川2号機の安全対策工事を完了させ、その後の再稼働をめざしている。

 「火力の脱炭素化」も掲げ、新潟火力発電所(新潟市)や能代火力発電所(秋田県能代市)で実証に取り組むとした。(徳島慎也)