イラク戦争主導、物議醸した強硬派 ラムズフェルド氏

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ワシントン=大島隆
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 米国のラムズフェルド元国防長官が6月29日に死去した。歴代共和党政権の要職を歴任したが、中でも最も注目されたのが、イラク戦争をめぐる対応だった。

 30代から下院議員を務めたラムズフェルド氏は1975年、フォード政権で史上最年少の43歳で国防長官に就任。さらにブッシュ政権(子)の01年に2度目の国防長官に就任した。

 01年9月の同時多発テロ後、政権内でチェイニー副大統領らと共に対イラク開戦を主張し、戦争への流れをつくった。この間、イラク戦争に反対したドイツフランスを「古い欧州」と呼ぶなど、強硬な言動が物議を醸すこともあった。

 ブッシュ政権が開戦の根拠として主張した大量破壊兵器は見つからず、06年11月の中間選挙共和党は大敗。ブッシュ大統領は選挙結果を受けてラムズフェルド氏を事実上更迭した。一方、ラムズフェルド氏は退任後に出版した回顧録で「フセイン政権を排除したことで世界はより安定し、安全になった」とイラク戦争を正当化した。

 日本との関係では、03年に…

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