富士山、2年ぶりの山開き ご来光は見られず

河合博司
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 富士山(3776メートル)が1日、山梨県側で2年ぶりに山開きを迎えた。ただ、登山客らは激しい雨のために、ご来光を見られず早々に下山することになった。

 昨夏は、新型コロナウイルスの感染拡大で登山道が閉鎖。山小屋も休業した。今夏も、感染の収束は見通せていないが、山梨県や地元の富士吉田市が入山時の健康チェックを徹底し、山小屋事業者も感染症予防対策を工夫して、山開きにこぎ着けた。

 前日の夜は、8合目の白雲荘(3200メートル)に21人が宿泊。感染防止対策のロールカーテンで仕切られた寝室で登頂を待ったが、天候の回復が見込めず、早々に下山した。それでも宿泊した東京都墨田区の会社員、渡辺昌幸さん(39)は「想像以上に快適に休めました」と話した。

 静岡県側の山開きは10日に予定されている。(河合博司)