「愛するミニシアター支えたい」 映画好き学生らが奔走

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富岡万葉
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 コロナ下で厳しい経営の続くミニシアター(小規模映画館)を支えたいと、映画館を愛する学生たちが立ち上がった。オリジナルTシャツを作り、7月4日まで寄付を募っている。

Tシャツはホームページ(https://nouveauwithu.base.shop/別ウインドウで開きます)で受注販売中。記事の後半では、学生たちの思いや、これまでに実現させた特集上映について紹介しています。

 呼びかけているのは、関西の学生ら7人でつくる「映画チア部大阪支部」。若い世代にミニシアターの魅力を発信する組織で、2018年からシネ・ヌーヴォ(大阪市西区)の協力を得て活動している。

 同館はインディーズ作品を中心に、デジタルだけでなく、フィルム上映も続ける人気の劇場だ。コロナの影響で各地のミニシアターが打撃を受けるなか、ここも例外ではなかった。最初の緊急事態宣言の出た昨年4月から5月下旬まで臨時休業を余儀なくされ、その後も客席の収容制限や時短営業は続いた。もともと大きな利益を見込まない経営だったことに加え、昨年の年間売り上げは前年の7割にとどまり、山崎紀子支配人(44)は「もう営業を続けられないかもと目の前が真っ暗になった。今も低空飛行が続いている」と話す。

「シネ・ヌーヴォのファンを増やしたい」

 チア部はそんな窮状を肌で感じていた。今春、日本では見る機会の少ない海外ドキュメンタリーや外国人監督作の計4本を上映した。独自に買い付けた映画ばかりで、資金は部員で持ち寄った。当初、「集客が見込めない」と山崎支配人は渋ったが、部が金銭面の責任を持つと説得。いずれもほぼ満席を記録し、学生のリピーター客も獲得した。

 昨年は、映画「アボカドの固…

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