「鋼鉄の長城にぶつかり血流すだろう」習氏、異例の演説

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北京=高田正幸
【動画】中国共産党100年 習近平氏が演説
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 中国の習近平(シーチンピン)国家主席中国共産党の結党100周年の記念式典となる1日、天安門広場に集まった7万人超を前に演説を行い、党や自らの実績を強調するとともに、異例の激しい言葉で対外圧力に徹底的に対決する姿勢をあらわにした。

 「我々は、全党、全国の各民族や人民の奮闘を経て、小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に実現した」

 午前8時過ぎ。天安門の楼上から演説した習氏は冒頭、歴代指導部が目標としてきた小康社会の実現を宣言。目標を果たしたことで、自らの指導力を示した。

 その後は、共産党の功績を強調する言葉が並んだ。

 「中国が共産党を生み出したことは、世界の歴史で例をみない大変化だ。中国人民と中華民族の運命を変え、世界発展の趨勢(すうせい)と構造に変化をもたらした」

 「中国共産党がなければ新中国もなく、中華民族の偉大な復興もないということは、党成立以来の100年の歴史、建国以来70年の歴史が証明している。党の指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的特徴で、最大の優位性だ」

「教師づらの説教は…」 強烈な表現、次々に

 来年の党大会で総書記の任期…

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    福田直之
    (朝日新聞記者=産業、テック、中国)
    2021年7月1日15時0分 投稿

    【解説】 中国経済を取材したことがある記者として、中国共産党100周年に関する報道で気になったのは、「改革開放」を開始し、建国の父・毛沢東に次ぐ特別な地位にあった鄧小平の扱いです。各種記念展示やイベントなどで、後継の江沢民氏や胡錦濤氏と似た扱いにさ