ハーモニカ奏者の大石昌美さん死去 普及にも尽力

 大石 昌美さん(おおいし・まさみ=ハーモニカ奏者)1日、肺炎で死去、91歳。通夜は2日午後5時(一般参列者は同6時)、葬儀は3日午後1時から福岡県大野城市錦町2の1の1の西日本典礼春日原斎場で。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。

 福岡県大牟田市出身。戦時中、楽器を吹くことが「軟弱」とされた中で、ときに防空壕(ごう)に隠れながらハーモニカを吹いた。世界ハーモニカコンテストで入賞。その後、福岡のKBCラジオで帯番組「なつメロとあなた」を長年続け、約3500曲を演奏。「唄(うた)うハーモニカ」の異名をとった。長年にわたり、テレビ・ラジオ出演やハーモニカ教室を通じ、ハーモニカの普及に努めた。

 60代に入り、一念発起して上京すると、複数の大手レコード会社で多くのCDを録音し、発売。「ハーモニカブームを招来した」などとして2005年には松尾芸能賞特別賞、翌06年には日本ハーモニカ大賞をそれぞれ受けた。