出発は一般職、専業主婦経て日銀審議委員に 中川順子氏

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津阪直樹
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 日本銀行の新たな審議委員に、野村アセットマネジメント会長だった中川順子氏(55)が就いた。証券会社の一般職から、国内有数の資産運用会社トップになった異例の経歴を持つ。その経験をもとに日銀の政策決定に新風を吹き込む存在となるか注目されている。

 朝日新聞の以前の取材に答えた際、金融に興味を持ったきっかけについて、大学時代にボランティアを務めた国際会議で生き生きと働く海外金融機関の女性幹部を目の当たりにしたことだった、と答えていた。

 6月30日の就任会見では「いろんな側面で金融市場に携わる経験をしてきて、多くのお客さまの話をうかがう機会もあった。経験を生かす形で審議委員という職を全うできればいい」と語った。「しっかり自分の意見を持ちつつ、議論を重ねて今後の政策運営に貢献していきたい」という。

 神戸大文学部を卒業後、19…

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