「祖国統一」使命掲げる習氏、3期目へ意欲か 慎重論も

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北京=冨名腰隆
【動画】中国共産党100年 習近平氏が演説
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 1日、北京で開かれた中国共産党100周年の祝賀式典は、「強くなる中国」を内外に誇示した。習近平(シーチンピン)党総書記(国家主席)は演説で「中華民族の偉大な復興」を繰り返して党の実績を強調。台湾統一も見据えつつ、長期政権への権力基盤をさらに固めた舞台となった。

 午前8時(日本時間午前9時)、灰色の中国の礼服「中山服」を着た習氏が天安門に姿を現すと、党員や招待された外交官ら約7万人の観衆が拍手を送った。後方に胡錦濤前国家主席が続いたが、2019年の建国70周年式典に出席していた江沢民元国家主席の姿はなかった。94歳という高齢の事情から参加を見送ったとみられるが、104歳の宋平元政治局常務委員は出席した。

 攻撃型ヘリ「直19」やステルス戦闘機「殲(せん)20」が上空を編隊飛行した後、習氏が演台へ進んだ。習氏は2年前の建国70周年式典では「強国路線」を抑えた8分間の演説だったが、この日は打って変わって「強さ」を前面に押し出す内容に。時間も66分間に及んだ。

 目を引いたのは他国と渡り合…

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