海外選手団が続々入国 到着後の動線は一般客と分離 

小川崇
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 23日に開会する東京オリンピック(五輪)に向け、海外選手団や大会関係者が1日、成田、羽田両空港に続々と入国した。

 羽田空港国際線がある第3ターミナルでは、受け入れ先の自治体職員や大会ボランティアらが同日午前7時すぎから、到着する選手団や大会関係者らの誘導にあたっていた。到着ゲートの前では国旗を掲げ、手を振って出迎える人の姿もあった。

 この日、日本に戻ってきた会社員男性(41)によると、到着後の入国手続きまでの動線は五輪関係者と一般利用者で分かれていたという。「関係者は書類やアプリなど手続きが大変そうだった。『自分はワクチンを打っている』と職員ともめている人もいた」と話した。選手団の入国が本格化し、五輪ムードも高まってきたが、この男性は「東京の感染も広がっており、盛り上がりという点では複雑な気持ちだ」と語った。

 内閣官房によると、両空港には1日、ドイツオーストラリアなど10国・地域の選手団計159人が入国し、東北や関西、九州の事前合宿地へ向かう予定。今月中旬には週に100を超える選手団が事前合宿で入国予定という。五輪・パラリンピック期間中、海外から選手や関係者約6万8千人が入国する。(小川崇)