サモアが国内在住選手の五輪派遣見送り 国内感染を懸念

シドニー=小暮哲夫
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 太平洋の島国、サモアのスポーツ・五輪委員会(SASNOC)は1日、同国在住の重量挙げの選手3人を東京五輪に派遣しない、と発表した。新型コロナウイルスの感染が国内に及ぶ心配からだという。オーストラリアなど外国にいる他競技の8人は参加する。

 発表によると、重量挙げの3人を除くボクシングやカヌーやセーリング、陸上の計7選手は、豪州ニュージーランド、米国を拠点にし、柔道の代表1人は、すでに日本にいる。8人は五輪後には外国の拠点に戻るという。

 世界保健機関(WHO)によると、人口が約20万人のサモアでは昨年以来、感染者は1人しか出ていない。2019年に、はしかが大流行した記憶も残り、感染症の流行を防ぐため、昨年から外国からの入国規制を続けている。(シドニー=小暮哲夫