59年間、内政官僚が独占の歴史 選挙戦告示の兵庫知事

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五十嵐聖士郎
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 県政の刷新か、継続か――。20年ぶりに新たな知事が誕生する兵庫県知事選が1日告示され、いずれも無所属新顔の5人が立候補を届け出た。自民党は、現県政への評価などをめぐり、所属県議の多くが、党の推薦候補と別の候補を支援する分裂選挙になった。18日に投開票される。

 「新しい兵庫を求める県民の声が多い。県政を単に延長するのが、本当にいいのか」。自民と日本維新の会が推薦する元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)は、県政の刷新を訴えた。出陣式には多くの自民国会議員が駆けつけ、幹事長代行の野田聖子衆院議員は「(知事選をめぐる自民の現状は)分裂ではなく拡張。強靱(きょうじん)な知事をつくるための試練だ」と発破をかけた。

 一方、党の推薦に反して自民県議の多くや井戸敏三知事が支援する前副知事の金沢和夫氏(65)は「時代の変化にあわせた改革は必要だ。ただ、兵庫には守るべきものがたくさんある」と対決姿勢をあらわにした。井戸知事のもとで11年間、副知事を務め、出陣式には井戸知事や県議会議長を務める自民県議らが顔をそろえた。立憲民主党国民民主党の県連も支援する。

 兵庫県では過去4代約60年…

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