ひこにゃん、10変化! イラスト、4から10ポーズへ

筒井次郎
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 滋賀県彦根市は、市のキャラクター「ひこにゃん」の公式イラストのポーズを新たに6種類追加し、計10種類にする。原作者と合意し、8月から来年1月まで毎月1ポーズずつ追加するという。市は、コロナ禍で売り上げが減った土産品などに活用してほしいとしている。

 ひこにゃんは2006年、「国宝・彦根城築城400年祭」をPRするために誕生した。キャラクター作家もへろんさんが考案し、イラストは、跳びはねたり、刀を掲げたりする姿の4種類ある=写真、彦根市提供。

 新たに加わる6種類のデザインについて、和田裕行市長は「もへろんさんの創造性をいかした絵柄になる」と話す。

 ひこにゃんのイラストが描かれた土産品は多い。商標権を持つ市は各事業者と毎年、使用許諾契約を結んでおり、昨年度までに延べ5546件、売り上げは計66億9千万円(予定額)にのぼった。このうち3%(一部減免)の1億8千万円が許諾料として市に納められた。

 しかし、コロナ禍の影響で昨年度の契約数はピーク時(13年度)の3分の1の233件にとどまった。売り上げも大幅に減った。

 和田市長は「新しいイラストで新たな商品開発にもつなげてもらい、ファンにとっても彦根にまた来てもらうきっかけになれば」と期待する。

 もへろんさんは7日、彦根市役所で和田市長と記者会見をする予定。(筒井次郎)