「明日は大混乱になる」 トランプ氏の元側近は予言した

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ワシントン=園田耕司
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 米ワシントンの連邦議事堂をトランプ前大統領の支持者らが襲撃し、5人が死亡した事件から6日で半年になる。事件のきっかけになった大統領選の「不正選挙」キャンペーンは今なお続く。トランプ氏の元最側近で右派ポピュリストのスティーブン・バノン元大統領首席戦略官が朝日新聞の取材に応じ、選挙に不正があったと強調し、「我々はホワイトハウスに戻ってくる」と語った。

 バノン氏は襲撃事件前日の1月5日、自身のポッドキャスト番組で、こんな「予言」をした。

 「明日は大混乱になる。これだけは理解して欲しい。明日は大混乱になる。事態はとても速く動いていくだろう」

 そして、「多くの人たちが『もし革命が起きるなら、私はワシントンにいたい』と言ったことがあるだろう。歴史上、いまがそのときだ。我々は明日、まさに攻撃の時を迎える。波乱を覚悟しろ。明日はゲームデイだ!」と強くあおっていた。

 バノン氏は昨年11月の大統領選直後から、バイデン米大統領が勝利した選挙結果のくつがえしを狙うトランプ氏と頻繁に連絡を取り合う関係にあった。

 バノン氏は取材に、2020年大統領選への認識を問われると、改めてこう力説した。

 「ジョー・バイデンは正当な合衆国大統領じゃない。11月3日、トランプが圧勝したのだ」

 バノン氏が番組がホストを務めるポッドキャスト番組「ウォールーム パンデミック」は日曜を除き1日2回配信される超人気番組だ。バノン氏は番組の中で現在最も力を入れているのが、「不正選挙」キャンペーンだ。バイデン米大統領が勝った大統領選の結果を「大ウソ」と連日連呼している。

 バノン氏は「我々は1日2回(の番組を通じ)、バイデンに政治的な血を流させている。こうして、さらに多くの人たちがバイデンの正統性に疑問をもつようになる」と語る。トランプ氏もバノン氏の番組をよく聴いているという。

 大統領選から半年以上経って…

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