旭川医大学長への解任申し出「個人の問題」 文科相

桑原紀彦
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 旭川医科大学(北海道旭川市)の学長選考会議が吉田晃敏学長の解任を申し出たことについて、萩生田光一文部科学相は2日の閣議後会見で、一連の混乱は「(学長)個人の問題に大きく依存する」との認識を示した上で、「学生の教育・診療・研究などに影響が出ないように、できる限り速やかに対応したい」と述べた。

 吉田学長をめぐっては、選考会議がパワーハラスメントや不正支出などの問題行為を認定し、萩生田文科相に解任を申し出た。吉田氏の学長在任期間が14年に及び、選考会議は「意見を述べることにちゅうちょする環境が生まれた」と指摘した。

 国立大学法人法は学長任期を2~6年とし再任できると定めているが、萩生田文科相は「在任が長いことで権力が集中した反省があるならば、(各大学で)ルールを変えていけばいい」と強調。文科省が一律に期限を定めるのではなく、大学がそれぞれの考えで見直しを検討すべきだとの見解を述べた。(桑原紀彦)