米司法省、死刑執行停止へ 「非白人に差別的な影響」

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ニューヨーク=藤原学思
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 ガーランド米司法長官は1日、米連邦政府が死刑の執行を停止すると発表した。トランプ前政権は昨年7月に17年ぶりに死刑執行を再開。今年1月の政権交代までに計13人が死刑に処せられていた。バイデン大統領は死刑廃止を公約にしている。

 ガーランド氏は1日に公表した文書で、「司法省は連邦の刑事司法制度下で、誰もが憲法と法律で保障された権利を与えられるだけでなく、公正かつ人道的に扱われることを確かなものにしなければならない」と強調。「死刑の適用には恣意(しい)性があり、非白人に差別的な影響を及ぼす」とし、死刑をめぐる施策や手続きの見直しが完了するまで執行しないと記した。

 米国では、対象の犯罪が連邦法違反の場合は連邦政府、州法違反は州政府が死刑を執行する。NPO団体「死刑情報センター」によると、昨年は計17件のうち、10件が連邦政府による執行だった。

 全50州のうち23州ではす…

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