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モデルナ製ワクチン供給「7月下旬にピーク」河野担当相

新型コロナウイルス

坂本純也
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 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、政府内の調整を担う河野太郎行政改革相は2日の閣議後会見で、企業などの職域接種への米モデルナ製の供給が7月下旬にピークになるとの見通しを示した。配送から約1週間後に接種が行われるため、接種の実施は8月上旬が最も多くなる見通しという。

 職域接種は、6月8日から首相官邸のホームページ(HP)で企業などからの受け付けを始めた。しかし申請数がワクチンの供給量を上回ったため、同月25日から受け付けを休止している。

 会見で河野氏は「(ワクチンの)配送でいくと7月19の週と26の週がピークになる」と説明。そのうえで、ピークの翌週以降は、「(他の)順番待ちになっているところを入れていきたい」と述べた。

 また、これまで明らかにしてこなかったモデルナ製のワクチンの月別の輸入量について、河野氏は「6月の輸入回数がおよそ1300万回、(もしくは)1700万回。若干ずれるかもしれないが、残りが(その後の)3カ月で入ってくる」と話した。記者団に1300万回と1700万回のどちらの数字が正しいかを問われると、「今まで入ってきた量を、もう1回精査したい」と述べ、その場で正確な数字は示さなかった。(坂本純也)

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