工藤会、「新たな拠点」も売却 福岡県警が確認

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 特定危険指定暴力団工藤会の現在の「主たる事務所」とされていた北九州小倉北区三郎丸3丁目の傘下組織の事務所が、売却されていたことが分かった。福岡県警が2日発表した。

 県警によると、事務所の建物や土地は、既に県内の民間企業に売却されているという。県公安委員会は売却を受け、昨年7月からこの事務所に出されていた、工藤会構成員の出入りを禁じる「使用制限命令」を、2日以降延長しないことを決めた。

 工藤会の事務所をめぐっては、長らく本部事務所として使ってきた小倉北区神岳1丁目の建物が固定資産税の滞納などで差し押さえられ、2019年9月に工藤会北九州市、県暴力追放運動推進センターの3者で売却に合意。跡地はNPO法人が買い取った。

 国家公安委員会は昨年6月、今回売却された傘下組織の事務所を新たな「主たる事務所」と認定し、官報で公示していた。今後の新拠点については捜査に基づき、変更の手続きを行う。