リニア残土の御嵩町民説明会 町外開催のJRに不信感

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編集委員・伊藤智章
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 リニア中央新幹線建設に伴う残土の恒久処分場について、JR東海が7月11日、計画する岐阜県御嵩町の町民向け説明会を初めて開く。ただ、会場は約10キロ離れた隣の同県可児市新型コロナウイルス感染対策で町に相談した結果というが、町民から反発がある計画の説明会を町外で開くJRに疑問の声があがっている。

 JRは町有地を含む同町2カ所に恒久処分場を計画する。かつて住民投票産業廃棄物処分場計画に反対した町内には、開発による貴重植物や鳥類への影響、残土に含まれる可能性がある重金属による土壌汚染に懸念がある。3月に準備のヤード建設が始まり、来夏以降はリニアのトンネル工事も本格化する予定だが、JRの説明は町幹部と町議、周辺住民らにとどまっていた。

 今回の説明会会場は町役場から約10キロ離れた可児市福祉センターホール。JRが配った案内には、町に相談したが「3密」が避けられる会場がない、同市会場も来場多数ならば入れないなどと記されている。JR広報は「説明会は基本的に当該自治体内で開く」といい、町外開催は異例だ。

 町によると、350人を収容…

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