Jリーガーも脱炭素社会に貢献 環境省と異例のタッグ

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川田俊男
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 環境省とJリーグが、環境問題を中心としたSDGsの取り組みで連携する協定を結んだ。スポーツリーグとの協力は初めて。異色のタッグで何をめざすのか。署名イベントに参加した小泉進次郎環境相と村井満チェアマン、元サッカー日本代表中村憲剛氏に聞いた。

 Q なぜJリーグと連携するのか?

 小泉 Jリーグは環境への取り組みの実例がすでにいっぱいある。例えばヴァンフォーレ甲府二酸化炭素の排出を見える化し、サポーターと共有して取り組んでいる。再生可能エネルギーは、湘南ベルマーレ水戸ホーリーホックが地域新電力に出資して地産地消をやっている。こうした実例を、いかに地域密着の他のチームに広げていくか。環境省としてお手伝いできるところだと思う。

 村井 40都道府県に57のクラブがあると、地域によって気候や風土、文化も歴史も違う。クラブが年間延べ300回ぐらい環境問題に何らかのアクションを起こしている。すごいことですよね。愚直に地域とつながっていると、環境に行き当たるのです。

 中村 環境省と組んだことで、Jリーグを応援しているすべての人が「環境」という言葉がパッと出るようになりますよ。自分はどうしているかとか、自チームはどうしているかとか。娘がスタジアムでごみを拾う「LEADS TO THE OCEAN」という活動に参加していたが、クラブとして子どもにごみを拾う意味を見せられる。ちゃんと説明すれば選手も動く。小学生は地元のヒーローが「ごみを捨てるな」と言えば、そうだよねとなる。もっとJリーガーもやるべきで、存在価値を上げることにもつながる。

 Q どうやって取り組みをリーグ全体に広げるか。

 村井 まず強制するのが一番…

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