「中国の核兵器、ハイレベルに増強」 米国務省が懸念

ワシントン=園田耕司
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 中国北西部で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の地下格納庫とみられる施設の建設が始まっていると報じられたことをめぐり、米国務省のプライス報道官は1日の会見で「以前予想されたよりも、中国の核兵器はより早く、そしてハイレベルに増強されていくことを示している」と懸念を表明した。

 米紙ワシントン・ポストによれば、ミドルベリー国際大学院ジェームズ・マーティン不拡散研究センターが商業衛星写真を分析したところ、甘粛省玉門市の砂漠地帯で、既存の核弾頭搭載の弾道ミサイル発射施設と酷似している施設が建設されていることがわかったという。今回確認された施設は、米国本土にも届く新型ICBM「DF41」用の地下格納庫とみられるという。

 プライス氏は会見で、中国はロシアのように、米国との間で核軍縮交渉を行うべきだとの考えを示した。(ワシントン=園田耕司