独自

ミャンマー国軍、日本人外交官宅押し入り 外務省が抗議

有料会員記事ミャンマーはいま

織田一、機動特派員・五十嵐誠
[PR]

 クーデターで権力を握ったミャンマーの国軍が4月中旬、最大都市ヤンゴンで現地の日本大使館員と国際協力機構(JICA)の日本人職員の住宅に押し入り、捜索していたことが関係者への取材で分かった。軍側は「手配していたミャンマー人の捜索だった」と説明したという。同居家族が銃口を向けられる場面もあったといい、外務省ミャンマー側に抗議した。

 日本外務省の幹部は「日本人を狙った捜索ではない」と受け止めており、対ミャンマー政策への直接的な影響は否定している。一方で「様々な事案を総合的に判断して方針を決めるなかで、当然、判断要素のひとつになる」としている。

 日本政府関係者らによると、4月17日深夜、武装した複数の軍人と警察官が、日本人の外交官とJICA職員が住むコンドミニアムを捜索した。「指名手配中のミャンマー人の捜索」としてコンドミニアムに来た軍人らに対して、受付のミャンマー人スタッフが「防犯カメラの記録を出すので捜索はやめてほしい」と訴えたが、殴られたという。

 日本人の居宅はいずれもドアに鍵がかかっていたが、マスターキーで開けられた。外交官は玄関で対応を迫られ、JICA職員宅では軍人らがリビングにまで入ってきて銃口を向けた。いずれも、日本人とわかると危害は加えず引き上げたという。

 外務省は、外交官の身体や居…

この記事は有料会員記事です。残り510文字有料会員になると続きをお読みいただけます。