心肺停止の女性2人、死亡確認 静岡・熱海の土石流

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 静岡県熱海市の伊豆山(いずさん)地区で3日午前に起きた土石流で、市は心肺停止の状態だった女性2人の死亡を確認したと同日夜に発表した。約20人の安否が不明という。

 活発な梅雨前線の影響で、2日夜から3日朝にかけて東海や関東の太平洋側では記録的な大雨となり、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)が相次いだ。静岡県によると、伊豆山地区を流れる2級河川の逢初(あいぞめ)川では、3日午前10時半過ぎから断続的に土石流が起きた。

 付近は斜面に民家が立ち並ぶ住宅街で、熱海市の斉藤栄市長は3日夕の会見で「100~300世帯が被害に遭ったとみられる」と述べた。約80人が避難したが消防や自衛隊による救出活動は進んでおらず、斉藤市長は「20人程度が安否が確認できないという状況。どなたがどこにいるか分からない」と説明。人的被害はさらに増える恐れがあるという。