パワハラ、飲酒…旭川医大学長解任申し出 学内で何が

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井上潜、本田大次郎 伊藤和行、桑原紀彦
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 パワハラ、不正支出、執務時間中の飲酒……。旭川医科大学(北海道旭川市)の吉田晃敏学長に対し、学長選考会議が数々の問題行動を認定し、文部科学相に解任を申し出た。国立大の学長を巡る混乱は各地で相次いでおり、学長の権限を強めてきた国の施策との関連も指摘されている。

 旭川医科大学の吉田晃敏学長を巡る問題は、コロナ禍を機に噴出した。発端は、昨年12月に「文春オンライン」の報道で明るみに出た、コロナ患者受け入れを巡る不適切発言だった。

 旭川市では昨年11月以降、医療機関などでコロナのクラスター(感染者集団)が相次いで発生。なかでも高齢者を中心に患者が急増した旭川市内の民間病院について、吉田氏は学内会議で「コロナを完全になくすためには、あの病院が完全になくなるしかない、ということ」などと発言したとされる。(吉田氏は後に発言を認めて謝罪)

 医大内の混乱は深刻化する…

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