榛名、鳳、汀、安奈の「ベルばら4強」 やっぱり最強

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河合真美江
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 さすが「ベルばら4強」。オーラが違う。トークも絶妙。やっぱりあの4人はスペシャルだ。

 宝塚歌劇団の作曲家、寺田瀧雄没後20年メモリアルコンサート「All His Dreams“愛”」が6月26日~7月2日、大阪と東京で開かれた。宝塚OGの大集合した初日公演を梅田芸術劇場大阪市)で見て、改めてそう思った。

 「ベルサイユのばら」は、1974年の初演から76年までの続演で大ブームを巻き起こした。宝塚史を塗り替えた当時のトップスター4人を「ベルばら4強」、または「ベルばら四天王」と呼ぶ。初代オスカル榛名由梨(はるな・ゆり)、2代目安奈淳(あんな・じゅん)、3代目汀夏子(みぎわ・なつこ)、そしてフェルゼン鳳蘭(おおとり・らん)。

 1幕ではそれぞれが歌った後、4人並んで寺田の思い出話になった。中央に立つ榛名に「ショーちゃん(榛名)から、どうぞ」と鳳が頭を下げる。榛名が49期生、鳳と汀が50期生、安奈が51期生。しゃべる順番はいまもしっかり上級生順だ。

トークはいまも上級生順 榛名から

 榛名が「白い朝」の歌で「ショーちゃんの声で一番いい響きとほめられたんよ」と話せば、「遠~い昔のことやから覚えてないねん」と汀が応酬する。

 失敗談を話し出したのは安奈。あるステージで歌詞をすっかり忘れてしまった。「頭が真っ白になって」音楽だけが流れていく。「寺田先生が指揮台をおりてきて、歌詞を私に耳打ちして下さった」と苦笑い。

 鳳は、寺田と会えば「天才!」と呼び合っていたと話す。「でも私、譜面が読めないんですと言ったら、ボクもやでって。あとで聞いたら先生は大阪音大卒業って。ええ~って」

 みんな関西出身。話しっぷりがいい。ちょっとハラハラさせられるけど、持ち味全開だ。

 そして待ってました! 2幕ではもちろんあの曲がきた。♪愛 それは甘く……。鳳、汀、安奈、榛名とフレーズごとに歌い、「愛あればこそ」をそろって歌いあげた。

■また聞きたい 4人の「愛あ…

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