絶滅危惧種の野生のユリ 展示始まる 秩父

原裕司
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 埼玉県内では武甲山だけに生息している野生のユリ「ミヤマスカシユリ」が、秩父市の武甲山資料館で14日まで展示されている。

 1941(昭和16)年に武甲山で発見された。石灰岩地に生息するユリで石灰岩の採掘が進んだことで、県のレッドデータブック絶滅危惧種に指定されている。今回は武甲山の貴重な植物の保護活動に取り組んでいる秩父太平洋セメントの協力を得て、3鉢が展示された。花は直径15センチほどのオレンジ色。鉢から垂れ下がった茎の先で、かれんな顔をもたげている。(原裕司)