「五輪やめろ」聖火リレーに液体発射の疑い、53歳逮捕

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 東京五輪聖火リレーのランナーに水鉄砲で液体を発射したとして、茨城県警は4日夜、同県日立市東滑川町4丁目の無職高橋香代子容疑者(53)を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕し、発表した。茨城県では、この日からリレーが始まったところだった。

 水戸署によると、高橋容疑者は4日午後7時40分ごろ、水戸市千波町で「オリンピック反対。五輪やめろ」などと言いながら、県内のリレー1日目の最終走者の男性(77)に沿道から水鉄砲で液体を発射し、リレーを妨害した疑い。

 男性や周囲の人にけがはなく、リレーは予定通り終わったという。液体の成分はわかっていない。

 茨城県の聖火リレーは4、5日の2日間で、16市町の約36キロを179人のランナーがつなぐ。

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