首相、都議選の自公過半数割れ「謙虚に受けとめる」

東京都議選2021

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 東京都議会議員選挙(定数127)の開票結果について、菅義偉首相自民党総裁)は5日、首相官邸で記者団の取材に応じ、「自公で過半数を実現できなかったことは謙虚に受けとめさせて頂きたい。要因は色々あろうかと思うが、都連と(党)本部が連携しながら冷静に分析して次に備えていきたい」と述べた。

 都議選は4日に投開票され、自民党は33議席を得て第1党となったが、選挙協力した公明党の23議席と合わせても目標とした過半数に届かなかった。

 また、東京五輪の観客判断を巡って、首相は改めて東京都や政府、組織委員会などの5者協議で方向性を決めることを強調し、「選挙の結果に関わらず日程は決めている。まん延防止(等重点措置)の結論も早々に出さないといけない。全体を考えながら進めていきたい」と話した。

 都議選では地域政党「都民ファーストの会」が「無観客開催」を公約としたほか、「中止」を訴えた共産党、「中止か延期」を掲げた立憲民主党は議席を伸ばした。

 首相は「密」を避けるとの意向もあり、都議選では6月25日の告示日に自民党本部前での第一声を除いて応援演説を行わなかった。

 一方、首相は静岡県熱海市伊豆山での土石流について、「行方不明者の方を明確にし、被害者の方を一人でも多く早く救出するため、警察、自衛隊、消防、海上保安庁などがいま全力で取り組んでいる」と語った。