「先生、見て!」 保育士2年目、園児から教わったこと

有料会員記事

若松真平
[PR]

 大学を卒業して保育士になった、さいおなおさん。

 幼いころから自分より小さい子の世話をするのが好きで、よく一緒に遊んでいた。

 そのころからなんとなく「保育園の先生になりたいな」という気持ちがあって、保育科のある4年制大学へ進み、夢をかなえた。

 保育士2年目で2歳児クラスを担任。日々、目まぐるしく変わる子どもたちを見るのが楽しかった。

 何をしても予想外のことを返してくれるから、対応するのは大変だったが、喜びの方が上回っていた。

思い知らされた出来事

 そうは言っても、世間のイメージ通り、保育士の仕事は激務だ。

 子どもたちと接する時間以外にも、事務仕事がたくさんあった。

 一人一人に向き合い続けると仕事が終わらないので、自然と「いなす」ことを覚え、時間を確保するように。

 そんなある日、「保育士失格だな」と思い知らされた出来事があった。

 園児の女の子を、迎えに来た母親に引き渡す時のこと。

 「ママ!」と抱きつく娘に…

この記事は有料会員記事です。残り1446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。