再選の木下富美子都議、無免許運転か 交差点で事故

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 4日に投開票された東京都議選板橋区選挙区(定数5)から立候補し、再選した木下富美子都議(54)が選挙期間中、無免許運転をして事故を起こした疑いがあることが捜査関係者らへの取材でわかった。免許停止の行政処分の期間中だったという。

 木下都議は朝日新聞の取材に「大きな事故ではまったくない」とし、無免許運転の疑いについては、「免停期間が終了していると勘違いしていた。認識不足とはいえ、やってはいけないことだった」としている。

 捜査関係者や事故の関係者によると、2日午前7時半ごろ、東京都板橋区高島平3丁目付近の交差点で、木下都議が運転していた車と50代の男性が運転する車がぶつかり、男性と同乗していた妻がけがを負った。

 事故の捜査で、木下都議が免停期間中である疑いが発覚。警視庁は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)や道路交通法違反(無免許運転)の疑いもあるとみて慎重に調べる。

 木下都議は「都民ファーストの会」所属で、2017年の都議選で初当選した。4日は2万9767票を獲得し、3位当選した。自身のホームページでは、保有資格に「普通自動車運転免許」を挙げている。

 都民ファーストの会は5日夜、木下都議を除名処分にしたと発表した。「無免許運転は明確な法律違反であり、公人としてあるまじき行為だ」と指摘したうえで「このような重大な事故について、事故発生から数日経って初めて党に報告されたことは、党として看過できない」としている。