バルーンカメラで空から警戒 五輪競技場周辺 警視庁

鶴信吾
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警視庁の依頼を受けた技術者が、高性能カメラが付いた「バルーンカメラ」を実際に飛ばした=2021年7月5日午前9時51分、東京都江東区の水の広場公園、鶴信吾撮影
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 東京オリンピックパラリンピック聖火台や複数の競技場が集中するお台場エリア(東京都江東区など)を警戒するため、警視庁は6日から上空約100メートルにカメラ付きのバルーン(直径6メートル)を飛ばす。観客が過度に密集して起きる雑踏事故を未然に防ぐために利用するという。同庁は5日午前、バルーンを実際に飛ばし、機器に問題がないかを確認した。

 装置の名前は「バルーンカメラ」。高性能カメラを装備しており、警視庁本部でリアルタイムに映像を確認できる。群衆が密集する可能性があることがわかれば、すぐに地上部隊に指示を出して対策を講じるという。台風や激しい落雷時を除いて24時間運用し、パラリンピックの閉幕翌日の9月6日まで飛ばし続ける計画だ。

 お台場エリアには聖火台のほか、トライアスロンなどの競技場や大会スポンサーのパビリオンが設けられるため混雑が予想されている。群衆の「密」が発生する前に交通整理などで回避することが目的だという。(鶴信吾)

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雑踏事故を防ぐために使う「バルーンカメラ」。東京五輪・パラリンピックの期間中、東京都内の上空に浮かぶ。下部に高性能カメラがついており、地上の人の混雑を確認できる=2021年7月5日午前10時10分、東京都江東区の水の広場公園、鶴信吾撮影
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警視庁の依頼を受けた技術者が、高性能カメラが付いた「バルーンカメラ」を実際に飛ばした=2021年7月5日午前9時51分、東京都江東区の水の広場公園、鶴信吾撮影