HAWKS和通信:4 若さ感じさせぬ「若鷹」が活躍中

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 ここのところ、ホークスは苦しんでいます。選手たちからは「このままじゃいけない」という強い思いを感じます。「自分が何とかしないと」と思い過ぎて、硬くなってしまっている部分もあるのかもしれません。

広報の最前線に立って16季目。福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルレポーター・加藤和子さんのコラム「HAWKS和(なごみ)通信」を月に1回、お届けします。今回は注目の若手をピックアップ。

 でも、決してチームの雰囲気が悪いわけではありません。ベテランも若手も、みんな明るく元気にやっています。

 残念なことに、今年はけが人が多くなっています。その代わりに、これまで出場の機会が少なかった若手が出てきています。

 6月4日の甲子園球場での阪神タイガース戦から急きょ合流することになったのが、5年目の内野手、三森大貴(まさき)選手でした。

 前日に牧原大成選手が負傷して、2軍もちょうど試合で関西に来ていたので、タイミング良く合流することができました。その日に即スタメン。緊張する間もないほどバタバタの出場になりました。その後、しっかり結果を出して、スタメン起用も増えています。

 彼はまだ22歳なんですが、若さを感じさせない。もちろん、いい意味で。とても落ち着いています。

 私がSNS用の写真を撮るために「笑顔をください」とカメラを向けても、そんなに表情を変えない。周りから「もっと笑えよ」と言われて、やっと「フッ」と小さな笑顔を見せてくれました。

 野球に対しても冷静に自分を見ている印象です。2軍でいい結果を残していても、「1軍では普通だから」と話していました。職人っぽいところは、ホークスの先輩でいうと長谷川勇也選手に似たタイプかもしれません。

 「親バカ」ではないですが、ホークスは「怪物」ぞろいだと思います。主力の壁は高く、厚い。若手はそれにはじかれず、追いつくチャンスをつかんでいってほしいです。そして、先輩たちから怪物らしさを受け継いでいってほしいなと思います。

 今年のパ・リーグは接戦で、負けが込んでしまうと、ホークスファンの皆さんをやきもきさせてしまうと思います。でも、「若鷹(たか)」もベテランの「おじ鷹」も、チーム一丸となって頑張っていますので、信じていてください。シーズンの後半に巻き返しです。

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 広報の最前線に立って16季目。福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルレポーター・加藤和子さんのコラム「HAWKS和(なごみ)通信」を月に1回、お届けします。