タイの化学工場で爆発 消防士1人死亡、数十人がケガ

バンコク=貝瀬秋彦
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 タイの首都バンコク近郊の化学工場で5日、大規模な爆発が起き、火災が発生した。当局によると、消火にあたっていた消防士1人が死亡し、住民ら数十人がけがをした。上空に黒煙が立ち上り、当局は半径5キロ以内の住民を避難させた。

 爆発は午前3時(日本時間同5時)ごろ、バンコクに隣接するサムットプラカン県の工場で起き、周辺にある70軒以上の家屋に被害が出た。当局はけが人を約30人としているが、60人以上と伝えている地元メディアもある。工場では発泡プラスチックなどをつくっているが、爆発の原因は分かっていない。

 現場はスワンナプーム空港にも近い。工場から3キロほど離れた場所に住む住民はAP通信に対し、爆発の衝撃で家の窓や屋根が破損したとし、「ショックだった。外に出ると空に大きな炎が見えた」と話した。(バンコク=貝瀬秋彦)