消える「500席級」機 ジャンボ以来の空の主役交代へ

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朝倉義統
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 日本航空(JAL)が一度に500人以上が乗れる大型旅客機を一斉に退役させた。全日本空輸(ANA)でも国内線の5機全機が運航停止中だ。国土が狭く空港設備の制約が多い日本の空で大量輸送を担ってきたが、機体トラブルとコロナ禍で「主役交代」を迫られた形だ。

写真・図版
全機が退役した日本航空のB777―300。胴長の機体が特徴で、国内線で500人以上が乗れる唯一の機種だった=2018年5月、大阪(伊丹空港)、朝倉義統撮影

 JALは4月5日、保有する国内線仕様ボーイング(B)777型機を3月末ですべて現役から外したとホームページで発表した。

 同社はB777を13機保有していた。当初は3月末までに6機、残り7機は来年3月までに退役させる予定だったが、前倒しした。

 このうち4機は500席を持つ国内最大級の機材だった。一斉退役に伴い、JALでは500人以上が乗れる大型機はなくなった。

ジャンボと呼ばれたボーイング747型機以来、500席以上を備えた大型機は日本の空の主役でした。それが急速に姿を消しているのはなぜでしょうか。そしてその影響は思わぬところにも出ています。

■トラブルにコロナ追い打ち…

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