「新幹線開業効果を最大に」JR西の漆原・金沢支社長

佐藤美千代
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 【石川】JR西日本の金沢支社長に就任した漆原健氏が2日、金沢市内で会見し、北陸新幹線の敦賀延伸に向け「開業効果を最大化するために全力で取り組む」と抱負を語った。同時に、利用が低迷する地方路線の列車本数の見直しなど、コスト構造の改革を大きな課題として挙げた。

 漆原氏は、兵庫県出身。1992年に入社後、主に運輸部門に携わり、前任の福知山支社長から6月23日付で金沢支社長に就いた。

 力を入れる事柄として、鉄道の安全性の向上や社員へのワクチン接種を始めとする新型コロナ対策、北陸3県の魅力を発信し、コロナ後の需要の取り込みを図ることなど四つの柱を掲げた。新幹線の延伸に向けた準備では、スマホのアプリで様々な交通手段の予約や決済が可能なシステム「MaaS(マース)」を導入し、周遊観光につなげたいという。(佐藤美千代)