「ベーブ・ルースよりすごい」 米メディアも大谷に注目

ニューヨーク=中井大助
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 オールスター戦に史上初めて投手と指名打者の「二刀流」で出場する大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の活躍は、米メディアでも大きく報じられている。

 スポーツ・イラストレイテッド誌は5日、「大谷翔平はベーブ・ルースではない―もっとすごい」という見出しの記事を配信。投打の双方で活躍を続ける大谷を「我々の生涯において、最も驚異的な選手」と評価し、13日のオールスター戦は「戴冠(たいかん)式になる」と予想をした。また、ルースが真に「二刀流」を貫いたのは2年程度であり、「その間も、大谷のように長打を放ち、走ることはなかった」とした。

 米国でも「二刀流」は注目の的だ。ニューヨーク・タイムズは、大谷ヤンキース戦で登板した6月30日付の紙面で、マウンド上から投げる写真つきで特集記事を掲載。エンゼルスが大谷の出場試合数制限などをやめたことが、今シーズンの成績につながったと紹介した。ただ、「先発投手として、未知の領域に達しつつある」とも書き、体への負担が増えるなかで、維持できるかがポイントになるとも指摘した。

 大谷は6月末、本塁打のリーグトップに躍り出た。USAトゥデーは「投手が、メジャーリーグの本塁打トップになっていることはまだ信じがたい」と書き、「現在、アメリカンリーグの最優秀選手のフロントランナーがだれか、疑問があるだろうか」と問いかけた。ニューヨーク・ポストは、不調が続くヤンキース大谷を獲得することに関心を示しながら、失敗した過去に触れ、「大谷の強さは、ヤンキースにとって痛い思い出だ」とした。(ニューヨーク=中井大助