仏サッカー代表選手が人種差別か 「醜い顔」発言で謝罪

パリ=疋田多揚
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 フランスのサッカー代表選手が来日中、ホテルの従業員を「醜い面だ」などとフランス語でののしった動画がSNS上で出回り、批判を浴びて5日、謝罪した。

 問題となったのは、スペインの強豪クラブ、FCバルセロナ(バルサ)に所属する、デンベレグリーズマンの2人。動画はデンベレが撮影したとみられ、日本のホテルの室内で、日本人とみられる3人の従業員が、サッカーのテレビゲームの設定に対応しようとする様子が撮影されている。仏メディアによると、2人はこのゲームの愛好家だったという。

 ベッドの上から従業員を撮影したデンベレが「醜い面だ」と悪態をつき、「あなたたちは(技術で)進んでいるんじゃないのか?」「ひでえ言葉だ」などと仏語で発言。グリーズマンも笑いながら応じる様子が映っていた。

 2人はバルサのチームメートで、2019年に来日した際の動画だったという。デンベレは5日、インスタグラム上に「私的な動画が出回ってしまった。心からおわびします」と投稿。グリーズマンツイッターで「数日来、私をおとしめようとする人々がいる。私はあらゆる差別と闘ってきた」と弁明しつつ、「友人である日本人を傷つけたとしたら申し訳なく思う」と投稿した。(パリ=疋田多揚)