京都で渋滞、原因は3羽のアヒル 飼育の寺に無事帰還

大貫聡子
[PR]

 5日午後8時10分ごろ、京都市中京区の寺院「神泉苑」の南側の車道を白いアヒル3羽が歩き回り、自動車の通行に影響が出て警察も出動する騒動があった。

 神泉苑の池で飼われているアヒルとみられる。近所の自営業の男性は、御池通の横断歩道を渡るアヒルを目撃。「バスや車が渋滞していた。何かと思って見たら、アヒルが歩いていて驚きました」

 やがて、「アヒルさんやわ」などの声とともに近所の住民らが集まってきて、アヒルを安全な歩道に誘導。通報を受けて一時は警察官も駆けつけるなか、アヒルはおとなしく神泉苑の敷地に戻ったという。

 神泉苑では数十年にわたって様々なアヒルを飼ってきたといい、今のアヒルはオス1羽とメス2羽で、1~5歳程度。寺のホームページにも「アヒルの部屋」と題したコーナーがあり、アヒルの様子を紹介している。

 住職の鳥越英徳さん(71)によると、寺と道路を隔てる柵はないが、「これまで何十年も飼い続けてきて、(敷地外に出たのは)初めて。何があったのか。ご迷惑をかけて申し訳ない。無事に戻って良かった。ほっとした」と取材に話した。(大貫聡子)