静岡県、盛り土の「危険性の認識ない」 熱海市の土石流

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 静岡県熱海市で起きた土石流の最上流付近にあった盛り土について、県幹部は6日、報道陣の取材に「(原因になり得る)危険性を持っていたという認識はない」との見解を示した。盛り土の開発行為が不適切だったという認識も、現時点ではないという。

 この日、報道陣の取材に太田博文危機管理部長が答えた。太田部長は「盛り土が原因というよりも、一義的には異常気象が被災の原因だと思っている」と説明。「盛り土の危険性を認識していたら、放置しておくというのは考えにくい」とも強調した。

 県によると、2010年以降の国土交通省のデータなどから、盛り土は約5万4千立方メートルあったと推定され、この盛り土を含めた10万立方メートルが崩落した可能性があるとしている。

 県は盛り土が崩れて土石流が大規模化したとみており、盛り土と土石流の関連を調べる方針だ。