五輪マラソン・競歩 沿道での「観戦自粛」要請

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岡田昇、中野龍三
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 札幌市で8月5~8日に行われる東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会と北海道、札幌市は6日、同市内で実務者会議を開き、沿道での「観戦自粛」を呼びかけることを決めた。観戦する人の密集を防ぐため、声かけスタッフ約2千人を沿道に配置する。ただ、鈴木直道知事が求める「無観客」の実現は難しく、今後、実効性のある感染防止対策を打ち出せるかが鍵になる。

 五輪マラソン・競歩の発着点は市中心部の大通公園。マラソンは繁華街・ススキノや北海道大学の構内などを駆け抜ける都市型のコースで、競歩も札幌駅前通を使う。

 多くの人が集まることが予想されるため、5月のマラソンテスト大会では市民ボランティアら約700人が通行人らに観戦自粛を呼びかけた。しかし、選手をカメラで撮影したり、声援を送ったりする人たちが集まった場所もあった。

 組織委は、8月のマラソン本番での観戦自粛をより徹底させるため、声かけスタッフをテスト大会より約1300人増やして約2千人にする。ボランティアや警備、運営などのスタッフは約5千人になる見通し。

 さらに、発着点の立ち入り禁止エリアを5月のテスト大会よりも広げる。商業施設やオフィスが立ち並ぶ札幌駅前通を重点対策エリアとし、声かけスタッフを集中的に配置する。

 会議後に会見した組織委の森…

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