動物園のヨウム行方不明 インコ舎の鍵壊される、盗難か

大平要
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 【神奈川】川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園で4日午前、ワシントン条約で国際取引が規制されているアフリカ原産の大型インコ「ヨウム」1羽がいなくなっているのに、清掃作業に入ろうとした職員が気付いた。インコ舎の出入り口の鍵が壊されていたといい、盗難にあった可能性があるとして、園は幸署に通報した。

 園によると、いなくなったのは約20年飼育しているオスの「ムー」。体長約30センチで、グレーの羽毛と白い顔が特徴だ。インコ舎にはヨウム2羽を含め10種17羽が飼育されていたが、ムーだけがいなくなっていた。ヨウムは知能が非常に高く、人間の言葉をよく覚える特徴があるという。

 園は、職員が最後に姿を確認した3日正午から、鍵が壊されているのに気づいた4日午前10時15分ごろまでの間に、鍵が壊され盗まれたとみている。同園は入園無料で、夜間でも人が出入りできる。情報は同園(044・588・4030)へ。(大平要)

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