持続可能性の視点 東亜大生企画の「残糸」Tシャツ

貞松慎二郎
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 山口県下関市の東亜大学芸術学部トータルビューティ学科の学生がサステイナビリティー(持続可能性)の視点で企画、デザインした学科オリジナルTシャツが完成した。ゴルフウェアを製造する工場で余った「残糸(ざんし)」を活用。「のこりいとシャツ」と名付け、一般販売を始めた。

 平松隆円准教授のゼミに所属する2年生らが6日、市役所を訪れ、前田晋太郎市長に報告した。廃棄されることが多い残糸に着目し、非常勤講師で服飾デザイナーの浜井弘治さん(57)の協力のもと、約2カ月がかりで色違い3種類のTシャツを作った。

 売れ残っては意味がないと考え、大きめのフリーサイズで、性別に関係なく着られるようにした。右後ろのポケットがアクセントで、ボタンは強度がある県内の竹材を使用。杉本有美(あみ)さん(19)は「形にできてすごくうれしい。想像以上の仕上がりです」。山川侑夢(ゆうひ)さん(20)は「環境にいい服が増えたらいいのになと思うようになった」。大学のオープンキャンパスでも着てアピールする予定だ。

 浜井さんは「若い人の感性が詰まっている」。前田市長は「斬新なアイデア。多くの人に知ってほしい」と話した。学生が運営するサイト(https://etob.jp別ウインドウで開きます)などで、1枚8800円(税込み)で販売中。貞松慎二郎