ハスの花に漂う無限の豊かさ 大仏様に教えていただく

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飯島可琳の観仏抄:3

 夏至を過ぎ、小暑、大暑と暑い季節が続きます。各地のお寺で、ハスの花が見頃を迎えているのではないでしょうか=写真は奈良・喜光寺で。

 ハスは仏教を象徴する花として知られています。泥の中から生えているにもかかわらず、泥に染まらず、透明感のある花を咲かせる清らかなイメージから、極楽浄土に生える花として尊ばれてきました。多くの仏像がハスの花の形をした台座(蓮台(れんだい))に座っていますし、ハスの花を手に持つ観音像もあります。仏像の尊前にハスの花を模した木製の造花が供えられている光景も見かけます。

 ハスへの信仰は、仏教誕生の…

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