半導体不足、新車の納期に遅れ 半年待ちのケースも

有料会員記事

神山純一
[PR]

 世界的な半導体不足の影響が、自動車の販売現場にも広がり始めている。生産が追いつかず、人気の新型車では、注文から納車まで半年以上待たなければいけない例も出ている。買い替えをあきらめる人もおり、メーカーや販売店などの業績にも影響しそうだ。

 「6月以降、(メーカーから店に)車が届く時期の遅れが目立つようになってきた」

 広島県内で複数メーカーの新車販売店を経営する、40代男性は明かす。従来は注文から1カ月強で納車できたが、2~3カ月かかる車種も増えた。

 この経営者は「買うのをやめるお客さんも出ている」と嘆く。車検などを機に買い替えを検討する人は多いが、納期が間に合わないと知って断念する人もいるという。そのため、車検を迎える人に営業を始める時期を前倒しするなど、対応に追われている。

 関西のホンダの販売店主は、4月に全面改良して発売したスポーツ用多目的車(SUV)「ヴェゼル」の場合、同店では「納期は早くて半年後で、年明けぐらいになる見込み」と話す。東京の販売店関係者も「新車の引き合いは強いが、供給が追いついていない。中古車に切り替えるという声も多い」という。

 日本自動車販売協会連合会と…

この記事は有料会員記事です。残り562文字有料会員になると続きをお読みいただけます。